茨城東部プレカット協同組合
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無垢のメリット・デメリット

 無垢は天然の素材なので、樹木の持つ本来の質感や香りを楽しむことができます。 耐久性にすぐれ、人体に影響を与えるような有害物質も含まれていません。 最近問題になっているシックハウス症候群とも無縁です。 しかし無垢は天然素材ゆえ、ややもすると欠点ととらわれがちな側面があることも事実です。 それでは、無垢を内装材として使う際のデメリットといわれる点を検証してみることにしましょう。

木材の収縮・膨張
収縮・膨張する

無垢の木は小さな細胞の集合体なので、その細胞に空気中の水分がくっついたり離れたりして収縮・膨張が起こります。 しかしこれは、室内湿度を一手に調節する能力が発揮されている結果なのです。

キズつきやすい
キズつきやすい

無垢の木は硬さがさまざまで、種類によってはキズつきやすいものもあります。 しかし、キズつきやすい木の軟らかさが転んだときのショックを和らげたり、長時間立っていても疲れづらいといったメリットをもたらしてくれます。 また、断熱材に匹敵する保温効果もあるのです。

反る、曲がる

細胞中にたくさん水分を含んでいるので、水分が徐々に抜けて乾燥していく過程で 「反り」「曲がり」「ねじれ」が生じることがあります。 しかしその”動き”は、あらかじめ乾燥させることによって、極力少なくできます。 内装材に使われる木材は人工乾燥機によって乾燥処理され、トラブルの確率をできるだけ少なくしています。

色合いの違いがある

天然ものなので、同じ材種でも1本1本色合いが違います。 人も見た目や性格がそれぞれ違うように、木にもそれぞれ本物ならではの個性の違いがあると考えれば、愛着もわいてくるのではないでしょうか。 また、壁や床に無垢を使った場合、年月が経つにつれ、あめ色に変わり、光沢が出てきます。 これは新建材に無い無垢の”味”です。
木材の経年変化

木材のトータルパフォーマンス
価格が高い

工業製品とは異なり、内装材として室内で仕上がるまでは手間も時間もかかるので安いとは言えないかもしれませんが、材種や等級によってはリーズナブルなものもあります。 また、健康や安全性・環境などを含めてトータルに考えた場合、コストパフォーマンスは高いといえるのではないでしょうか。


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