日本人にとって「木のある暮らし」は、とてもなじみ深いもの。 木の建物やインテリアは、私たちをほっとさせてくれる何ともいえない温かみがあります。 最近は、コンクリートや新建材に押されがちですが、 木が、かもしだすぬくもりは何ものにもかえがたいものがあります。 私たちの健康や地球環境に関心が高まっている今こそ、木の良さをもう一度見直してみませんか。
建材としてもっともよく利用されている木が、杉と桧です。 そこで、杉と桧の主な特徴についてご紹介しましょう。
すべて天然の素材を使い、表面から内部まで同じ材質でできたものを無垢といいます。 これに対して薄くむいた板を接着剤で貼り合わせた合板や、その上に木目の化粧板を貼ったり、木目調のプリントを貼ったものを新建材といいます。 その中には全く木が使われていないものもあります。 私たちの身の回りにはいわゆる新建材が多く使われていますが、一見、本物か偽者の見分けは難しいものがあります。 見た目は同じでも無垢によってもたらされる効果は、新建材には期待できません。
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