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会長挨拶

茨城県中小企業団体中央会会長  わが国の経済は、雇用所得環境の改善が続くなかで、海外経済の緩やかな成長を背景に、回復のテンポを速めていくと予想されています。しかし、県内の中小企業・小規模事業者の多くは、賃金上昇による人件費の増加や原材料費、仕入価格の値上がりなどから収益改善が進まず、依然として景気回復の実感のない厳しい状況が続いています。また、米国政府の関税引き上げなどの保護主義的な貿易政策の運営が、為替の円高化や世界貿易の縮小に繋がる可能性があり、国内景況への影響が懸念されています。
 わが国は人口減少社会に入り、国内の市場規模は縮小し生産年齢人口も減少しています。また、経営不振や後継者難等の理由から廃業する事業者が増加しており、国内の事業者数も減少しています。地域の活力が失われつつある中で、わが国経済が持続的に成長していくためには、地域の経済と雇用を支える中小企業の活力強化が必須となっています。
 こうした中、中小企業が成長・発展していくには、お互いの経営資源を補完し合い、共同の力で経営課題の解決に取り組む中小企業組合をはじめとする連携組織の役割がますます重要となっています。特に、深刻化する人手不足や事業承継問題に対応していくには、連携組織を通じて生産性向上や事業の引継ぎを図っていくのがより有効であると強く感じています。
 本会は、中小企業組合等連携組織の専門支援機関として、本年度も、全力を挙げて中小企業の成長・発展に向けて会員組合及び組合員企業の経営支援活動を行ってまいります。重点活動として、既存組合等に対する活性化・運営支援や新たな組織化の促進など連携組織の拡充強化に努めるほか、中小企業・小規模事業者の事業承継や労働力確保、生産性向上、経営力強化などの取り組みを強力に支援してまいります。
 本年度も、さらなる研鑽に努めながら、「信頼される中央会」、「成果に結びつく支援」をモットーに、中小企業の支援に尽力してまいりますので、皆さまの一層のご支援ご協力をお願い申し上げます。
 
                    平成30年5月31日
                    (第63回通常総会にて)
                    茨城県中小企業団体中央会
                    会 長  渡 邉   武