タイヤQ&A
 ホーム > タイヤQ&A> ご存じですか?6台に1台が空気圧不足です。


ちょっと意外なのですが、
タイヤの空気は自然に抜けていきます。


空気はどこから抜けるのか・・・タイヤとホイールの接触部分とか、空気を充填するバルブからと思われていますが、実はタイヤ全体からじわじわと抜けているのです。空気を入れた風船が数日でしぼんでしまう事とまったく同じことがタイヤにも起きているのです。
タイヤの空気は自然に抜けていきます。

窒素ガスの充填について
窒素ガスの最大のメリットは「タイヤの空気圧が落ちにくい」事です。
しかし、「抜けない」のではなく、「抜けにくい」のであり、窒素ガスを充填しても定期的なタイヤ空気圧の点検は行なう必要があります。


【異常磨耗】
タイヤは偏って磨耗するばかりでなく、損傷を起こしやすくなり思わぬ事故の元となります。また、タイヤの動きが大きくなるためタイヤは異常発熱し、コードやゴムが劣化して、次の追ような損傷や現象を起こしやすくなります。
●異常磨耗(片側や両肩部が磨耗しやすい)
●はく離(セパレーション)やコード切れ
異常磨耗
【燃費も悪化!】
指定空気圧より、100kPa(1.0kgf/cm2)抜けると燃費が約1割程度悪化すると言われています。夏場にエアコンを使用するようになると、燃費が10〜15%悪化すると言われますが、タイヤの空気圧の管理が不十分ですと、冬場にもエアコンを使用しているのと同じくらいの燃費が悪化してしまいます。
燃費も悪化!
【性能もダウン!排水性も悪化!】
指定空気圧より、100kPa(1.0kgf/cm2)抜けると雨の日の走行性能が30%悪化すると言われています。どしゃ降りの雨の高速道路で、水たまりでハンドルを取られてヒヤっとされたことがあると思います。いわゆる「ハイドロプレーニング現象」なのですが、「ハイドロプレーニング現象」が起きる走行スピードも、空気圧による影響が大きいのです。
ハイドロプレーニング現象


空気圧表示シール 月に一度は空気圧点検が必要です。