きゅう舎
強い馬づくりには日常のトレーニングは欠かせません。全休日の月曜日を除いて、調教は火曜日からレース開催日の土、日曜日まで毎朝行われます。レースを間近に控えた出走馬は、2、3週間前から実戦並のハードなトレーニングを行い、これを追い切りといいます。強い調教は週に1度水、木曜日の朝に集中し、その週に出走を予定している馬は、ここで最終調整が行われます。坂路コースにウッドチップコース、さらには芝コースでと、それも1頭での単走か、2、3頭が一緒に追い切る伴走と、その調教方法はさまざま。その馬に見合った調教方法がとられています。調教タイムが速ければ良いというものでもなく、伴走で先着したから勝てるというものでもありません。長年スタンドから調教の動きを観察していると、調子の良し悪しはおぼろげながら把握できますが、それでもレースへ行っての勝つ、負けるには結びつきません。無論調教の動きや走破タイムは、勝馬推理の参考はになりますが、毎朝の調教は相撲の朝げいこと同じ、スタンドでの調教見学は大まかな雰囲気をつかむのが最善といえるでしょう。

き ゅ う 舎

きゅう舎 いわゆる競走馬の住居です。トレーニングセンターには、123種のきゅう舎と2,304頭分の馬房があります。競走馬がいつも快適で健康な状態でいられるように、清潔な状態に保たれています。

きゅう舎関係者の役割と仕事

調教師前日前夜に管理馬の調教方法をスタッフに指示、当日はスタンドの調教師席から双眼鏡で管理馬の動きを追い、ストップウォッチでタイムをとったり、馬体、気配をチェックしたりする。
調教助手1日に5、6頭に騎乗して、レースに出走する管理馬をベストコンディションに持っていく。毎朝のトレーニングには欠かせないスタッフの一人。開催日には競馬場まで出向いて出走馬の装鞍など調教師の片腕となる助手もいる。
きゅう務員担当する馬にカイバを与えたり、馬や馬房の手入れをしたり、常に愛馬に接して、身近で世話をする。
騎手開催日には競馬場でレースに騎乗、勝利を目指すが、平日は調教助手同様に毎朝馬場入りして調教に汗を流す。