HACCP導入実践セミナー
平成29年11月28日(火) 水戸市「県職業人材育成センター」
 
 当協議会は、HACCP制度化が現実的となってきたことを踏まえ、未導入の事業者がHACCPに取り組むきっかけづくりとして当セミナーを開催した。
 
 研修会では、平成29年度までに1400名以上のHACCP実務者を輩出するなど食品企業の調査・技術指導に関するエキスパートである「NPO法人 HACCP実践研究会」の宇井加美事務局長が「一般衛生管理とHACCP構築の基礎について」と題して講演。宇井氏は、数々の現場指導実績から、「HACCPに取り組む事業者は組織が活性化し、コミュニケーションが豊かになった場合が少なくない」と前置き。
 
 HACCP導入事例の紹介を交えながら取組のきっかけづくりを示唆するとともに、海外輸出やインバウンド、高齢化を見据えると、導入は経営を強化する手段となり得ることを踏まえ、「HACCPチームには社長や営業担当者も加わり、企業が一丸となって取り組むべき」と啓発した。
 

【研修の様子】

【講師 宇井氏】





平成29年度定例研修会
平成29年6月20日(火) 茨城町「県工業技術センター」
 
 当協議会は、平成29年度通常総会開催後、定例研修会を開催した。
 
 研修会第1部では、中小企業基盤整備機構地域活性化支援チーフアドバイザーの磯部典久氏が「地域産業資源活用及び農商工連携事業について」と題して講演。磯部氏は「茨城県は未利用資源が多い」と指摘したうえで、事例紹介を交えながら、地域産業資源活用事業及び農商工連携事業をわかりやすく解説し、事業者に活用を促した。
 
 第2部では、食品産業センター専務理事の花澤達夫氏が「最近の食品表示を巡る情勢」及び「HACCPの制度化」について説明した。
 特に中小零細事業者にとって理解が難しい両制度についてポイントを解説するとともに、食品産業センター及び全国食品産業協議会連合会から国に対し、経過措置の導入や事業者にとって取り組みやすい制度設計など意見・要望を提出している旨を紹介した。
 
 研修会後の情報交換会では、各団体、中小個別企業及び大企業のHACCPや食品表示に関する取り組み状況について盛んに議論を交わした。

【講師 花澤氏】

【講師 磯部氏】





食品表示法研修会
平成26年11月27日(木) 水戸市「ホテル テラス ザ ガーデン水戸」
 

 県食品産業協議会は、県中小企業団体中央会と共催により「食品表示法研修会」を水戸市内で開いた。
 研修会では、食品産業センター企画調査部長の森修三氏が、「食品事業者が知っておくべき新食品表示制度 ~新制度の動向と対応方法~」と題して講演。
 食品表示法が昨年6月に公布され、食品衛生法、健康増進法、JAS法の3基準が統一されることとなり、 来年6月までに施行されることから、現行制度からの主な変更点や今後の動向について説明が行われた。  森氏は、新食品表示制度について、食品表示基準(案)に対するパブリックコメントの結果を受け審議が 進んでいるが、詳細が不明な点もあり、今後も行政からの情報を注視する必要があると強調。参加者は熱心に 聞き入っていた。


【講師 森氏】


【研修会場】






食の安心・安全セミナー
平成26年6月24日(火) 水戸市「水戸京成ホテル」
 

 県食品産業協議会は、県、県中小企業団体中央会並びに県農商工等推進協議会との共催で、「食の安心・ 安全セミナー」を水戸市内で開いた。
 セミナーでは、セミナーでは、(一財)食品産業センター専務理事の花澤達夫氏が「最近の食品産業を めぐる諸問題について」と題して講演。主に食品をめぐる行政上の動向等に関して報告を行った後、(公社) 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会食生活特別委員会副委員長の蒲生恵美氏が「事例に学ぶ 食品製造業のリスクコミュニケーション」と題して講演。
 過去の事例も取り上げながら、食品製造業者の立場からのリスク対応のあり方を説いた。参加者は、自社 のリスク管理に活かそうと熱心に聞き入っていた。


【講師 花澤氏】


【講師 蒲生氏】