1.青年部結成発起人の選任
青年部結成のために。世話人的な発起人を複数選びます。 地域の広い場合には、地区別に発起人を選んで、その地区の取りまとめをお願いする方法もあります。発起人は、組合の規模にもよりますが、余り多過ぎると意見調整や、連絡に手間がかかりますので、五、六人が適当かと思います。 この時点で茨城県中小企業団体中央会へご相談いただければ、及ばずながらお手伝いいたします。

 2.発起人会の開催
発起人会は青年部が設立されるまでの、もろもろの事務手続を行います。 発起式までの事務分担を明確にし、それぞれが協力し合ってことにあたることが大切です。 発起人は青年部の名称、目的、会則、事業、予算(案)などの趣意書を作成します。 ここで特に大切なのは、青年部で何をやりたいのかその目的を明確に示して、組合員の青年経営者にアピールすることが重要です。

 3.親組合の承認
会員対象者も把握し、青年部の事業等の素案ができたら、お役組合の承認を得て、今後の協力をお願いして下さい。 その際、予算的な措置もさることながら、事務局が確立していない場合には、その面の応援もお願いしておきましょう。

 4.会員の募集
会員資格者に対し、青年部の趣旨等を説明し、会員の募集をします。 会員の組織率については、特に制約はありませんが、発会に当っては、有資格者の過半数が参加することが望ましいと思われます。 募集に際しては、発起人による勧誘のほか、親組合の組織・機能を十分活用して、高い組織率をめざして下さい。

 5.発会式の開催
設立同意者を対象に発会式を開催し、発起人会で作成した案の承認を受け、活動を開始します。 発起人は発会式で選任された役員に事務を引継ぎ、これ以降の業務は役員が行います。 発起人がそのまま役員になっても差し支えありませんが、この事務引継ぎによって発起人の仕事は終わります。

 6.青年中央会への加入
ほかの組合青年部との交流を深め、今後の青年部活動の充実を図る意味で、茨城県中小企業青年中央会への加入をお勧めします。 青年中央会は、現在、事業費として、国、県からの予算をいただき、活発に活動しています。

 


茨城県中小企業団体中央会